感謝の気持ちでいっぱいです

訪れた村の人々は皆「フランスの最も美しい村」に選ばれたことを誇りに思っており、我々を温かく迎えてくれました。大勢の人たちがこの東洋からやって来た頼りなさそうな老人夫婦に親しく話しかけ、親切にいろいろ教えてくれたり、手助けをしてくれた。旅先の親切は忘れることはない。 美しい自然と風景、親切な村人の笑顔、色とりどりの地方の伝統や文化遺産;全てが我々の心の中に刻み込まれ、またカメラに収められている。どんなに小さい村の中心に現存する聖堂や教会、その鐘の音や古いパイプオルガンの奏でる音色が信仰を現世に息づかせている。 私はグルメではないが、美味いものには目がなく大食漢である。どの村に行っても其処には村自慢のメニューがあり、いわゆる「おばあちゃんの自慢料理」とその地方のワインの味は絶妙に調和し、最高の満足感を与えてくれる。妻のカメラに収められている料理はもう一度その村を訪れたいという欲望を駆り立てる。 我々の旅の最も忠実で信頼の置けるコンパニオンは「シトロエン・ユーロパス」(Citroen Europass)がリースする格好の良いシトロエンのセダンである。たまたまフランス人の同僚から教えてもらい、それ以来このレンタカーを利用しているが、一般にレンタカーとは全く異なり、常に新車に乗れることである。新車に乗ると、通常のポンコツのレンタカーとは異なりなんとなく安心感が湧き、得意の気分になる。さらに免税措置やオール・リスク対応の保険も魅力的である。 特に、このシトロエン・ユーロパス日本担当支配人であるナターシャ・カミュゼ夫人(Mme, Natacha Camuset)と知り合ったことは幸運であった。彼女は大変親切で有能な方で、本当に頼り甲斐のある方である。 前に日本に滞在されたこともあり、日本人の考えや習慣をご存知で、特に我々の未熟なフランス語やIT技能を補ってくださった。彼女の親切なサポートとシトロエン/ユーロパスに出会わなかったら、我々夫婦の美しい村巡りの夢を達成することはできなかった。